投稿日： 2016年12月16日 11:14 ｜ 更新：2016年12月16日11:14
医療法人 康久会
たにかわ眼科クリニック 理事長・院長
谷川 弘
たにかわ・ひろし●医学博士。1986年、帝京大学医学部卒業、帝京大学眼科助手。89年、水戸赤十字病院眼科医員、帝京大学眼科助手。93年、藤枝市立総合病院眼科科長。2003年にたにかわ眼科クリニック開設。日本眼科学会認定眼科専門医
南与野たにかわ眼科 院長
片桐 美和
かたぎり・みわ●1996年帝京大学医学部卒業。伊奈病院勤務、たにかわ眼科クリニック副院長を経て現職。日本眼科学会認定眼科専門医
こうづま眼科クリニック 院長
中村 修
なかむら・おさむ●1981年、早稲田大学政治経済学部卒業、86年、早稲田大学法学研究科修了、93年、帝京大学医学部卒業。帝京大学医学部溝口病院眼科医局長などを経て現職。日本眼科学会認定眼科専門医
2012年に開院した南与野たにかわ眼科
糖尿病網膜症や網膜剥離などに対する網膜硝子体手術は、ここ20年で著しく発達してきた。同手術に23年以上携わってきた谷川弘院長を中心として、埼玉県内に質の高い眼科医療を提供してきたのが、医療法人康久会に属する、南与野たにかわ眼科、こうづま眼科クリニック、たにかわ眼科クリニックだ。この３医院で県内の医療機関と密に連携して紹介を受け入れてきた。
同法人で網膜硝子体治療の拠点となるべく、診療体制を拡充しているのが南与野たにかわ眼科だ。同院はＪＲ埼京線「南与野」駅徒歩２分、駐車場30台完備というアクセスの良さ、バリアフリーの建物、キッズコーナーの設置など、患者の利便性にも配慮。その上で最先端の機器を備え、高い次元の眼科手術を実践している。「すべての患者様に最先端のおもてなしをすることを目指し、日々精進しています」。そう語る、同院の片桐美和院長も17年にわたる白内障・網膜硝子体手術の経験を生かした精度の高さで、安全かつ低侵襲な手術を追求している。
こうづま眼科クリニックの中村修院長は、医師としての研鑽を積む前には社会科学全般を大学・大学院で研究していた経歴を持ち、それを生かして患者の心理的な不安にも優しく対応している。それだけでなく、「患者様に寄り添う姿勢は、優しさや温かさだけでなく、高度な診断・技術に裏打ちされた正確な治療まで提供して初めて実現できます」と語るように、長年、大学病院で多くの医師の指導にも携わり、正確な診断や治療技術、その人間性もまた高く評価されてきた。現在でも十年来の患者が多く来院しているという。
同院では、眼科全般の治療を手がけ、白内障・硝子体注射を主とした高度な手術を提供している。また、バリアフリーの構造や、駐車場20台の完備など、患者が安心して診療できることも心がけている。
最新機器も活用し、極小切開での網膜硝子体手術を実施
「現在、網膜硝子体手術において、患者様の多様な社会的・経済的背景に応えることが求められるようになってきました」と語る谷川院長のもと、たにかわ眼科クリニックでは、難易度の高い手術を柔軟に提供。綿密な検査のもと、患者に合わせて細分化した治療方針を決定し、手術や硝子体注射、レーザー治療などを組み合わせている。
特に、網膜硝子体手術は、白内障や緑内障との関わりも深いため、複合的・効率的な治療が求められるという。慢性の症状では、数十年後までの視機能の維持を考慮しつつ、今やるべき治療を選択。急性では網膜剥離を基本的に診断後２日以内に手術するなど、速やかに対応する。こうした手術は13年前から日帰りで実施する。その実現のために術後の容態変化に備えてスタッフ２名が24時間対応するなど、術後のフォローを徹底してきた。
同法人は０・４㍉の切開で行う極小硝子体手術への取り組みや、最先端のＯＣＴの検討など、治療の進歩に向けた努力も惜しまない。一方、「患者様の信頼を得られなければ意味がない」と、心と心のつながりも重視してきた。これからも３施設17名の眼科医が一丸となり、地域に貢献していくことだろう。
- Information
- 南与野たにかわ眼科
〒338-0013 埼玉県さいたま市中央区鈴谷2-633
フリーダイヤル:0120-041-211 TEL.048-859-8080
http://www.minamiyono-tanikawa-ganka.com/
こうづま眼科クリニック
〒350-1131 埼玉県川越市岸町3-13-3
フリーダイヤル:0120-049-147 TEL.049-248-1121
http://www.kouzuma-ganka.jp/
たにかわ眼科クリニック〒358-0002 埼玉県入間市東町7-14-12
フリーダイヤル:0120-601-132 TEL.04-2960-1121
http://www.tanikawa-ganka.com/
