• 大分県

医療法人 健裕会

永冨脳神経外科病院

ガンマナイフによる定位放射線治療
高精度、低侵襲治療を目指して

　当院は1978年12月に永冨裕文理事長により当時の大分県では珍しい脳神経外科病院として開設され、「人間愛と生命の尊厳」を病院理念として脳腫瘍、血管障害、外傷などの脳疾患の治療に携わってまいりました。

　ガンマナイフは1999年6月より導入、以来、2021年12月までの22年間で計5575例の治療を行っております。内訳は転移性脳腫瘍が最も多く4100例、他に髄膜腫、聴神経腫瘍、下垂体腫瘍などの良性腫瘍は746例、AVM（脳動静脈奇形）は230例、三叉神経痛に関しては119例の経験を積み重ねております。

　この度、2022年7月よりガンマナイフの最新機種を導入いたしました。機種変更したことでマスク固定による5～10回の分割照射が可能となり、今までの単回照射では困難であった3cm径以上の大きさの腫瘍に対しても治療が可能となりました。また、治療計画ソフトも最新のものを導入、これによりガンマナイフ本体も自動的に照射できる範囲が拡大され治療時間は大幅に短縮されました。

　がん治療の進歩や高齢化の進んだ現在、ガンマナイフ治療の重要性はより増してくるものと考えます。ガンマナイフ治療はどうだろうかと思われたら是非一度、当院にご相談ください。