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社会医療法人社団 昭愛会

水野記念病院

お子様一人ひとりの悩みに寄り添い
病状に応じた高度な治療を行う

　当院は整形外科を中心として発展してきた病院で、特色のひとつが小児整形外科です。2005年、現院長の鈴木茂夫医師が滋賀県の子ども病院から着任し、現在は3人のエキスパートが全国の小児病院整形外科と連携しながら診療にあたっています。

　主な治療対象分野は4つ。①先天性股関節脱臼、ペルテス病などの股関節疾患。先天性股関節脱臼の新規患者は毎年約50例※で、治療困難な1歳以上の成績も良好です。ペルテス病は毎年約20例※の新規患者があります。高齢発症を除く、ほとんどのケースで根治が目指せます。②先天性内反足。新規患者は毎年約15～20例※で手術例も多く、最近は腱移行で優れた成績を上げています。③脳性麻痺などの神経・筋疾患。LS-CC松葉杖訓練法によるリハビリと整形外科的治療で、歩行不能だったお子様が独歩まで回復するなどの実績を上げています。④低身長に対する脚延長。当院は日本有数の骨延長・下肢変形矯正の実施施設で、この道のエキスパ―ト・柏木直也医師が在籍し、イリザロフ法で低身長や下肢変形に悩むお子様の治療にあたっています。お子様一人ひとりに個性があるように、同じ疾患でも症状は異なります。それぞれの患者様に対し、治療目標を立て、確実に達成するよう心がけております。

※2020年～2022年の年間平均