投稿日: 2018年12月25日 9:01 | 更新:2018年12月20日18:09
脊椎・人工関節センター
浜田山病院
院長 小瀬 忠男
おせ・ただお●1988年、東京慈恵会医科大学卒業、同大学整形外科教室に入局。東京慈恵会医科大学附属青戸病院整形外科医長、総合川崎臨港病院整形外科部長などを経て、現職。日本整形外科学会認定整形外科専門医。
東京都杉並区において、整形外科に特化した診療を行っているのが浜田山病院だ。首や腰、膝・股関節の障害、骨折など守備範囲は幅広く、人工関節置換術、脊椎脊髄疾患手術、関節鏡手術、スポーツ整形などを提供し、都内有数の実績を重ねている。
またそれぞれの治療を、例えば大学病院で活躍している医師など、その分野のエキスパートが担当しているのもポイントだ。難治症例や輸血を拒否する患者への完全無輸血手術も積極的に手がけ、どのような患者も決して断ることなく、あたたかく受け入れている。そうした診療の評判を聞きつけ、北海道から沖縄、さらには海外から来院する患者も増え続けているという。
同院の診療の柱となっているのが、脊椎・人工関節センターにおける、低侵襲かつ精度の高い手術である。例えば、関節部門を率いる小瀬忠男院長は、長期的なQOL向上を重視し、術後の関節可動域の向上と合併症の抑制を追求した人工関節置換術を実践。わずか1㍉、1度のズレさえも許さない、精密さにこだわった手術を行っている。「患者さんにとっては一生に一度の手術ですから、『日本一の手術』を差し上げたい、そういう真心を込めて一例一例、真摯に向き合っています」。さらに小瀬院長が豊富な経験を有する、股関節の臼蓋回転骨切り術を選択できる点も見逃せない。骨を立体的に削り出すという、まさに職人的な技術が必要な術式だが、インプラントを挿入することなく関節を温存できるメリットがあり、病態・年齢などに応じて最適な治療が検討されている。
また脊椎脊髄疾患の診療では、順天堂大学で准教授・脊髄外科チーフを務め、この分野のスペシャリストとして知られている米澤郁穂医師を、脊椎センター長として招聘。頸部痛、手指巧緻障害、背部痛、腰痛、下肢の痺れ、側弯症など、あらゆる背骨の症状への専門的な治療で腕を振るう。手術の際にはCT撮影データを用いた術中ナビゲーションシステム、脊髄を刺激して脊髄機能をモニタリングする脊髄誘発電位測定などを活用し、人工関節同様、確実性・安定性を徹底的に追求。そのうえで症例によっては、切開範囲を最小限に抑えて早期回復が期待できる低侵襲な術式も柔軟に選択するなど、長期成績と負担軽減の両立を心がけた診療が提供されている。
同院のもう1つの特長に挙げられるのが、患者の長期的なQOL維持を目指し、入院中から院後まで一貫したリハビリテーションを提供している点である。整形外科の疾患は痛み・痺れなどの障害を伴い、患部周辺の筋力低下を招くことも少なくない。そのため仕事や日常生活に復帰するためには、手術から半年程度、入念なリハビリを行う必要があると小瀬院長は力説する。「例え高度な手術を行っても、それだけでは、患者さんの回復のために必要なことの半分しか満たしていません。しっかりと時間をかけて、一人ひとりの状態に応じたリハビリを続けていくことが重要なのです。患者さんに最高の結果を届けるために、治療・リハビリの両面でハイレベルかつ満足度の高い医療を貫きます」。こうした「職人気質」ともいえる患者本位の姿勢こそが、全国から多くの患者が訪れる最大の理由だろう。
※自由診療 (詳細はお問い合わせください)
セラミック審美歯科:詰め物 2万9800~6万8000円、被せ物 4万9800~12万円/ラミネートべニア:スタンダード9万円、ビューティフル12万円、インプラント:25万~32万円(1歯)+基本オペ代3万円/マウスピース矯正:65万~69万円、標準ワイヤー矯正90万円(拡大床が必要な場合は別途相談)、ランパ矯正130万円(3クール)
- Information
- 医療法人社団 愛宝会
■浜田山病院(はまだやま)
診療科目:整形外科、内科、形成外科、
脳神経外科、リハビリテーション科、
放射線科、臨床検査科
診療時間:9:00〜12:00/14:00〜17:00
休診日:日・祝
※急患及びレントゲン、CT、MRIなどの検査は
24時間365日実施
〒168-0065 東京都杉並区浜田山4-1-8
TEL.03-3311-1195
愛宝会グループ
■あかばね整形外科
〒115-0042
東京都北区志茂2-49-1
TEL.03-5249-4976
http://akabane-tokyo.jp/
■むつうら整形外科
〒236-0032
神奈川県横浜市金沢区六浦5-1-11
TEL.045-791-3762
http://mutsuura-yokohama.jp/