最先端のレーザー白内障手術を
国内で初めて実施

大宮七里眼科

院長 山﨑 健一朗

やまざき・けんいちろう●1996年、日本医科大学卒業。横浜市立大学医学部付属病院眼科学教室に所属。同大学病院、佐伯眼科クリニック、横浜労災病院、国際親善総合病院に勤務する間に数多くの白内障手術を執刀する。2008年より現職。2012年6月、日本で初となるフェムトセカンドレーザー白内障手術に成功。日本眼科学会認定眼科専門医ほか。
 
 
 

白内障レーザー手術で豊富な実績を誇る

 近年の白内障手術の進歩の中でも、手術の正確性の向上と侵襲の抑制に貢献するとされるのが、フェムトセカンドレーザー白内障手術だ。大宮七里眼科の山﨑健一朗院長は、この手術を2012年6月に国内で初めて実施した。

 「従来、術者の手で行ってきた角膜切開などをコンピューター制御の高精度レーザーで行うことで、1000分の1㍉単位での精密な処置が可能になりました。白内障手術の歴史における最大の進歩の一つと言えるでしょう。術中の超音波使用量が少なく組織への損傷を抑えられるのも特長です」と語る山﨑院長のもと、18年12月までに2322件と国内有数の実績を挙げてきた。
 

 
 

多焦点眼内レンズで最良の見え方を追求

 山﨑院長は、「レーザー白内障手術では、切開の正確性が眼内レンズの安定性につながります。そのため、特に正確なレンズ留置が必要となる多焦点眼内レンズの場合、基本的にレーザー白内障を勧めています」と語る。眼内レンズも単焦点からさまざまな種類の多焦点まで幅広く取り揃え、丁寧な説明に基づくレンズ選びで患者にとっての最良の見え方を追求する。

 

 こうした取り組みにより、同院は多焦点眼内レンズについて、08年9月から18年12月までに2614件もの手術を行った。手術以外の診療内容に保険が適用される「先進医療実施施設」にも認定されており、現在では従来の2焦点の多焦点眼内レンズを改良し、コンピューター作業の距離にもピントの合う最新の多焦点眼内レンズも積極的に導入している。
 
 フェムトセカンドレーザー白内障手術や多焦点眼内レンズについて記した自身の著書「人生が変わる白内障手術」の発行を機に、遠方からの受診者も増えたと山﨑院長。「日本全国どこにお住まいの方でも、当院で手術を受けて頂けます。紹介状がなくてもかまいません」。その他、加齢黄斑変性や糖尿病網膜症に対する抗血管新生薬療法など、難症例含めあらゆる世代の眼疾患へ対応する同院。18年9月10日には開院から10年を迎えた。「自分の親にするような治療」の提供を理念に掲げる山﨑院長のもと、同院は今後も地域の眼を守っていく。
※多焦点眼内レンズを用いた白内障手術やレーシックは保険適用外。費用は多焦点眼内レンズを用いた白内障手術が48万~80万円、レーシックが片目18万~25万円。


 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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