投稿日: 2019年5月31日 11:08 | 更新:2019年5月31日18:31
エメラルド整形外科疼痛クリニック
院長 益子 竜弥
ますこ・たつや●1999年、北海道大学医学部卒業、同大整形外科に入局。2003年、米国Johns Hopkins大学に留学。製鉄記念室蘭病院、NTT東日本札幌病院などを経て、2019年4月より現職。医学博士、日本整形外科学会認定整形外科専門医ほか。
2019年4月に、南北線麻生(あさぶ)駅から徒歩1分という好立地にオープンしたエメラルド整形外科疼痛クリニックでは、ねんざや骨折、腰痛、変形性関節症など、幅広い疾患やけがに対応する。設備も充実しており、正確かつ迅速な診断を行うためのMRIや、単科病院としてはかなり広い約90平方㍍のリハビリテーション室などを備える。近隣の大学病院とも連携を取っており、手術が必要な場合もスムーズな対応を可能にしている。
同院が特に力を入れるのが、疾患やけがに伴う痛みを緩和するための治療だ。益子竜弥院長は、「基本的に薬物療法が行われますが、慢性化した痛みの場合、それだけでは改善しないこともあります」と語る。そのため薬物療法に加え、漢方薬や、整形外科では珍しい認知行動療法、全国でも実施施設の少ないバイオフィードバックなども積極的に取り入れる。その契機となったのは、益子院長自身が発症したアトピー性皮膚炎だったという。「症状を改善したいと学んだ漢方治療や生活習慣の改善に関する知識を、痛みに悩む患者さんにも活かせるのでは、と考えたのです」。同院が提供する、痛みに対する幅広い治療が奏効し、症状がかなり改善した患者がたくさんいたと話す益子院長。その効果をさらに高めたいと、認知行動療法の解説冊子も自ら作成した。「自身の状況を患者さんに理解してもらうことが、治療の効果にもつながりますから」
また、バイオフィードバックでは、センサーを装着した患者の筋電図や心拍変動などの変化をモニター上で画像化する。患者は、自身の身体反応がひと目でわかるため、自分にとって有効な治療を自覚しやすく、治療や日々の生活にも前向きになれるという。今後、こうした治療をもっと普及させたいと益子院長。「北海道はもちろん、全国各地にお住まいの方でも、慢性的な痛みに困っていたら、気軽に相談にいらして下さい」
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