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肛門疾患に特化した病院として、
内痔核や便失禁の治療に豊富な実績

【川﨑胃腸科肛門科病院】 (茨城県日立市)

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川崎8 医療法人 一誠会
川﨑胃腸科肛門科病院
 
理事長・院長 川﨑 俊一
日本大腸肛門病学会認定大腸肛門病専門医
かわさき・しゅんいち●1995年東京医科大学卒。東京医科大学茨城医療センター消化器外科などを経て、2014年より現職。
 
 

年間700例の手術を支える確かな経験と技術

 茨城県北部の日立市にある川﨑胃腸科肛門科病院は病床数45床で、1963年の開院以来、消化器系に特化した病院として地域住民の信頼を集めてきた。同院では肛門疾患の治療を強化しており、県外からの患者も少なくない。
 
 約9割の患者が手術をせずに改善しているが、内痔核、痔ろうを中心に年間700例以上(平成27年11月~平成28年10月)の手術も手がける。力を入れてきたのが、内痔核の「注射療法」。痔核に薬物を直接注入し硬く縮小させる、いわば“痔を切らない手術”だ。
 
 「日帰りが可能、術後疼痛が少ないといった利点がある一方、切除術に比べると再発率が高いといった弱点もあります。そこで、複数の痔核がある場合、切除術との併用で、さまざまな選択肢の中から、患者さんの状態、希望に合わせて最適な治療法を提示しています」
 
 最新治療を積極的に取り入れる同院では、便失禁の治療法として、2014年に保険適用になった「仙骨神経刺激療法」を導入。またカプセルを飲むだけで、苦痛がほとんどない「大腸カプセル内視鏡検査」や痛みが少なく短時間で検査が可能な最先端の「大腸CT検査」も実施している。最近では、鼠径ヘルニア(脱腸)の腹腔鏡手術にも取り組んでいる。
 

患者のニーズにワンストップで応えるために

 15年9月には、サテライトクリニックとして、みと肛門クリニックを水戸市内にオープン。同クリニックの須田和義院長は、肛門科診療20年の豊富な実績があり、外来でも施行可能な切除術や注射療法も行っている。本院への患者の送迎や入院が必要な患者を本院に紹介したり、本院で手術した患者の通院を引き受けたりといった包括的な診療体制を構築。本院の川﨑院長も週に一度、クリニックで診療を行っている。こうした本院との密な連携が水戸市周辺の患者からも好評を博している。
 
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