投稿日: 2017年5月17日 15:48 | 更新:2017年5月17日15:49
石戸谷耳鼻咽喉科
院長 石戸谷 淳一
いしとや・じゅんいち●医学博士。横浜市立大学医学部客員教授。徳島大学卒業。難民医療協力に参加、米国の国立衛生研究所(NIH)留学、国立国際医療センター耳鼻咽喉科医長、横浜市立大学附属市民総合医療センター耳鼻咽喉科教授などを経て現職。医師同士の評価に基づく「Best Doctors in Japan」に2011年から連続して選出されている。
2014年に東京都世田谷区で開業した石戸谷耳鼻咽喉科。同院では、慢性副鼻腔炎や鼻中隔弯曲症などのさまざまな耳鼻咽喉科の疾患に対し、手術を含めた治療を提供している。「鼻・副鼻腔の手術は、主に機能を改善するために行われます。日常の鼻づまりが解消され、においが感じられるようになると食事も美味しくなり、QOL(生活の質)が高まります」。そう語る石戸谷淳一院長は、大学病院で教授・副病院長まで務めた経歴を持ち、慢性の鼻づまりや鼻漏で悩むことが多い鼻炎や副鼻腔炎のエキスパートとしても知られている。
同院では、石戸谷院長が豊富な臨床経験の中で培ってきた技術によって、通常は全身麻酔で行う疾患にも局所麻酔下の手術を提供している。患者は入院することなく、手術が終わるとそのまま帰宅している。また、鼻・副鼻腔手術の後には、止血のために鼻内にガーゼを詰める必要があるが、多くの施設でガーゼを3日間ほど留置するのに対し、同院では手術翌日に鼻内ガーゼをほとんどを取り除いている。「患者さんは鼻内にガーゼがあると頭痛や頭重感に悩まされます。出血の少ない手術を行うことで、鼻内ガーゼの留置を短期間にして苦痛を早期に取り除くようにしています」。鼻内ガーゼ留置を短縮することで、患者は金曜日に手術を受け、翌月曜日朝の診察後には出勤することも可能な場合が多く、仕事などへの影響も最小限に抑えられるという。
豊富な手術経験は、手術が必要であるかの適切な判断や、術後の的確なフォローにも役立っている。特に重要なのが後者だ。「鼻の手術を完治まで持っていくには術後のフォローが大事で、必要に応じて術後の鼻内処置が重要です」と石戸谷院長。こうした手厚い行き届いた診療が信頼を集め、同院には東京都以外からも多くの患者が来院している。
- Information
- 〒157-0062 東京都世田谷区南烏山6-4-29アスピレィーションビル3F
TEL.03-5315-3341
【診療時間】月〜水 9:00〜12:30/15:00〜18:30
金 15:00〜18:30 土 9:00〜12:30
【休診日】木・金午前・土午後・日・祝
http://www.ishitoya.jp/