• 栃木県

獨協医科大学　日光医療センター

薬物療法から内視鏡手術を含む
外科的治療まで幅広く対応

　当センターでは、２０１９年10月より常勤医師１人が赴任、さらに２０２０年４月からは２人となり、入院・手術ができる体制となりました。前立腺肥大症に対する治療についても、薬物療法から外科的治療まで行えます。

　“尿が出づらい”と一言で言っても、例えば、飲水量が少なく、尿量自体が少ない場合やあまり尿を貯めずに排尿するため、勢いが出ないなど薬物療法が適さない場合もあります。それらを正確に見極めて、水分摂取を促したり、尿をある程度貯めたりする指導を行うことも重要です。しかしながら、一部の患者さんは実際に膀胱にためた尿をしっかりと出すことができず、残尿となり、さらには全く出すことができない尿閉状態となる場合もあります。

　当センターでは、正確を期した診断のもとに、薬物治療から外科的治療まで幅広く行える体制を整えております。加えて、前立腺肥大症以外にも当科においては、副腎腫瘍や腎腫瘍、腎盂尿管腫瘍、尿膜管遺残症などに対する腹腔鏡下手術、尿路結石や膀胱腫瘍に対する内視鏡（経尿道的）手術なども可能です。お困りの方はぜひとも当センターにご相談いただければと思います。