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北里大学北里研究所病院

低侵襲手術の究極を目指し、
大腸がんに対し単孔式腹腔鏡手術を導入しています

低侵襲手術の究極を目指し、大腸がんに対し単孔式腹腔鏡手術を導入しています

 当院では、患者さんに常に最先端の治療を「心ある医療」として提供できるよう努めています。一般・消化器外科では、腹腔鏡を用いた体に優しい低侵襲治療をより安全で適切に行うため、各臓器のエキスパートを揃えており、最先端の質の高い手術を提供すべくさまざまな工夫をしながら取り組んでいます。

  • 単孔式腹腔鏡手術で用いるプラットホーム(3チャンネル)装着後の腹部
  • 手術操作の実際

 大腸がんは進行がんも腹腔鏡手術の適応としていますが、機器や技術の進歩により低侵襲のみならずがんの根治性についても開腹手術に比べて有用であると考えています。腹腔鏡手術における通常のアプローチはロボット支援手術を含め5-6カ所の孔創を腹部に開けて行う方法(多孔式)が標準ですが、当科ではより低侵襲性で整容性、根治性、安全性を追求した高レベルの手術である孔創を少なくした減孔式、あるいは1つの創による単孔式といった先進的腹腔鏡手術を積極的に導入しています。また、進行直腸がんに対しては集学的治療として術前に化学放射線療法を行い、その後に腹腔鏡手術を行っていますが、これら治療における当院の成績は良好です。

  • 手術終了後の創部(臍)

病院長

渡邊 昌彦

日本内視鏡外科学会理事長

副院長

石井 良幸

北里大学医学部教授、
慶應義塾大学医学部客員教授

Information

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