ヨコ美クリニック

神奈川県

医療法人横美会

オーダーメイドの薄毛治療で
患者さんの笑顔を目指す

美容医療の黎明期から毛髪の悩みをサポート

　男性脱毛症（ＡＧＡ）や女性脱毛症を中心に、生え際や眉毛・ひげ・わきの毛の悩み、頭部のやけど、傷あとなどに悩む方は多い。毛髪に関する幅広い悩みに対応するのがＪＲ横浜駅から徒歩７分という交通至便な立地にあるヨコ美クリニック。薄毛治療に特化し30年、美容医療分野の黎明期から、技術の発展と共に歩みを続ける。

　同院の今川賢一郎院長は医療機関選びのポイントについて話す。１つ目は信頼の置ける医師であること。「同じ筆を使って同じ風景を描いても、描く人によって『完成する絵』は異なります。薄毛治療も同様。執刀する医師が異なれば結果も異なります。がんなどの命に関わる手術であれば、執刀医を入念に探すという方もいると思いますが、薄毛治療に関して、そこまで考える方は少ないかもしれません。もし本当にあなたが悩んでいるなら、自分が信頼できる医師を選ぶようにしてください」

　今川院長は自分自身が薄毛に悩み、３回の植毛手術を受けた経験を持つ。治療を受けた際は事前に執刀予定の医師の手術を見学し「この医師なら任せられる」と確認し、手術を決めたという。今川院長は自分自身が「信頼の置ける医師であること」を信条に治療を続けている。

一人の医師が一貫して担当し臨機応変な治療を提供

　２つ目は一人の医師による一貫した診療体制。治療途中で担当が変更になると、患者側に不安を与えてしまう。こうした心理面の配慮に基づき、カウンセリングや診断から治療、アフターケアまで責任を持って同じ医師が担当する。ただし「治療は一人の医師だけはできません。スタッフとのチーム連携が大切です」と力説する。

　３つ目は丁寧なカウンセリング。「当たり前のことですが、悩みが深い方ほど、結果への期待が大きくなります。カウンセリングの際は選択する治療によってどのような結果が見込めるかという予測、費用、リスクなどを丁寧に説明します」と患者とのコミュニケーションでは齟齬が生じないよう細心の注意を払う。カウンセリングの場で、医療者が患者とともに考え、相談の上で治療方針を選択していく。

　４つ目は、さまざまな選択肢を用意していること。実際に治療する際、当初のシナリオ通りに進まないケースもある。

　「薄毛治療には薬物療法から外科的治療まで、さまざまな手法が開発されており、それらにはメリット・デメリットがあります。一つのやり方に頼るのではなく、経験と知識を基に、多様な角度から最適な治療法を見出し、患者さんに満足いただける結果を追求します」と臨機応変に対応している。

　診察は完全予約制、１日にカウンセリングする人数は最大５～６人。そう設定することで、年齢や性別、髪の太さや色調、脱毛のレベル、頭皮の状態を考慮した、患者一人ひとりに合わせたオーダーメイド治療を実現している。カウンセリングから治療、アフターケアまできめ細やかな医療を提供する。

思春期に悩む若者へ不安になり過ぎないで

　「薄毛に悩む」というと、大人に多いと思われるかもしれないが、同院を訪れる中には若者の姿もあるという。

　年齢、遺伝的素因がないかなどをヒアリングしてから、頭髪の状態を確認する。すると、成人型の生え際へと移行する、ただの生理現象というケースがある。思春期から22～23歳頃にかけ、子どもから大人の生え際へと変化が起こる。それを当人は「生え際の後退、薄毛が始まった」と勘違いしてしまうのだ。そんなときは「思春期は特に悩みの多い年頃ですが、心配し過ぎないでください。実際に症状が現れたら、しっかりと治療します。いつでもご相談ください」と今川院長は声をかける。自分自身も同じ立場で悩んでいたからこそ、かけることのできる優しい言葉だ。

　今川院長を筆頭にヨコ美クリニックは毛髪に悩む人々のサポートを続ける。

理事長
院長

今川賢一郎

医学博士。1974年慶応義塾大学医学部卒業。1985年から現職。『Practical Aspects of Hair Transplantation in Asians（2018年 springer社）』など著書多数。

医療新聞社
編集部記者の目

西洋風の絵画が壁一面に飾られるヨコ美クリニック。「思春期から22、23歳で子どもの生え際から大人の生え際へと変化する」といった脱毛症と勘違いしやすい生理現象の話には驚いた。多感な思春期にこの事実を知っていたら、髪で悩む若者も減るだろう。悩みの大小は個人差があり、他者にとっては些細なことでも、自分には大問題ということがある。今川賢一郎院長は患者一人ひとりの気持ちを受けとめ、それを診療方針に反映している。

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