最先端のデジタル技術を駆使した
「短期集中治療」を実践

投稿日： 2018年12月25日 9:00 ｜ 更新：2018年12月20日18:08

最先端のデジタル技術を駆使した
「短期集中治療」を実践
 
理事長　小原澤 友伸

こはらざわ・とものぶ●東京医科歯科大学総合診療科を経て、2002年に医療法人社団歯整会のぶ：デンタルクリニック、04年にのぶ：デンタルクリニック三宿、18年に銀座6丁目のぶデジタル歯科開院。
 

　近年、急速な進歩を遂げている歯科領域。その技術を活用し、革新的な歯科医療を提供しているのが銀座６丁目のぶデジタルクリニックである。最大の特長に挙げられるのが、デジタル技術を駆使した、短期集中治療を提供している点だ。例えば虫歯治療・審美目的のセラミック審美歯科を、可能な限り一日で完了する「通院の必要のない治療」を実現。またインプラント治療も条件が整っていれば、当日行うことが可能だという。
 
　実際の流れとしては、審美歯科の場合、口腔内をデジタルスキャンし、そのデータをもとに３次元ＣＡＤ／ＣＡＭでオーダーメードの詰め物をデザイン。器械が素早く精密にセラミックを削り、わずか10～20分で詰め物が完成するため、最短60分で治療全体が完結する。「従来のように何度も通院する必要はありません。また仮の詰め物を何日も付けることがないので、細菌の温床であるバイオフィルムを抑え、二次的に発生する虫歯を予防出来ます」と小原澤友伸理事長は説明する。
 

マイクロスコープ・CT、セファロレントゲンなども完備

歯科技工士が常駐し、高品質の被せ物・義歯を迅速に提供

　開業時より最新治療を積極的に取り入れながら、地域住民の健康を支えてきた。一例として、わずか４本のインプラントで片あご全てを支えるオールオンフォーを国内でもいち早く提供。患者の骨質によって、頬骨まで届くザイゴマインプラントを組み合わせながら、難症例も積極的に受け入れている。「当院では麻酔医が常駐しており、静脈内鎮静や全身麻酔が可能なため、大がかりな手術にも対応できます」と小原澤理事長。また３Ｄプリンタを導入し、正確にインプラントが埋入出来るサージカルステントを院内で作成しており、デジタル技術を活用して精度の高い手術を実現している。
 
　矯正治療では「歯を抜かない矯正」に力を入れているのもポイントだ。ワイヤー型や透明マウスピース型矯正に加えて、症例によっては、顎顔面口腔育成を目的とした顎骨矯正である、ランパ矯正を提供している。「そもそも、顎が正常な形・位置に発育すれば歯はきちんと並び、咬み合わせも正しく揃うのです。そこで当院ではゆがんだ顎を矯正し、正しい形・位置を目指すことで、歯を抜かずに本来の正しい嚙み合わせを目指します。またインプラント治療も『なぜその歯を失ったか』という点を考え、正しい顎の位置と咬み合わせを追求しています。歯周病やインプラント周囲炎についてもかなり専門的に取り組んでおり、骨再生を目的としたエムドゲイン法やリグロス法、完全無痛で炎症歯肉の治癒を目指すペリソルブ治療など、クオリティーの高い治療を提供できるのです」と小原澤理事長は語る。
 
　こうした治療内容が評判を呼び、国内全域・海外からの患者が増加し続け、全国から通いやすい銀座での開設を決意したという。「ご多忙な方でも最先端の治療を気軽に受けられる、そうしたクリニックを目指しています」
 

明るく落ち着いた印象の受付フロア