投稿日: 2019年5月31日 11:04 | 更新:2019年5月31日11:04
医療法人社団 前橋会
高崎ハートホスピタル
理事長・院長 小栗 淳
おぐり・あつし●医学博士。東京大学大学院修了。東京大学医学部附属病院でカテーテル治療に従事し、仏国パリ大学附属病院留学、北斗病院循環器内科部長などを経て現職。
狭心症・心筋梗塞に代表される心疾患は増加の一途をたどり、日本人の死因上位を占め続けている。その治療を軸に、循環器全般の診療に力を注ぐのが、2019年に改称・再スタートを切った、高崎ハートホスピタルである。同院へ新たに就任した小栗淳院長は、心カテーテル治療の豊富な経験を有し、先進的な医療にも携わってきた。その技術を駆使し、高度な心カテーテル治療・検査を提供。救急も24時間体制で受け入れ、着々と実績を重ねる。また不整脈の外来を設置し、カテーテルアブレーションに精通する医師を招聘するなど、治療の拡充にも努めている。「地域の方々を心疾患で死なせない。そうした決意を抱いて赴任しました。循環器なら高崎ハートホスピタル、そう信頼されるよう、すべての循環器疾患に対応できる体制を敷いています」と小栗院長。
血管の治療にも力を入れ、閉塞性動脈硬化症には血管内からステントを留置する経皮的血管形成術を提供。先端から振動波を発生できるクロッサーカテーテルを導入し、石灰化病変などの難症例にも柔軟に対応する。また下肢静脈瘤のレーザー焼灼術など、最新治療も積極的に取り入れている。
少数精鋭の循環器内科・心臓血管外科が連携し、多様な循環器疾患をワンストップで診療できる点も特長の1つ。診察、検査が切れ目なく行われ、内科・外科双方の視点から適した治療が選択される。「最善の治療を提供するのはもちろん、患者さんにあたたかく接し、信頼関係を築く、心のこもった医療を追求します」。そう話す小栗院長が目標とするのは、世界屈指の心臓血管専門施設、アーカンソー・ハートホスピタル。心疾患のスペシャリストが集い、患者本位の姿勢で極めて満足度の高い医療を提供する、その実現に向けて、スタッフ一丸となって医療技術と患者満足度の向上に取り組んでいる。治療の充実に力を尽くしつつ、後進の育成も進めていくと小栗院長。北関東の交通の要衝に位置する“通いやすい”同院の発展は、地域住民の健康を力強く支えるだろう。
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