投稿日: 2017年5月17日 10:44 | 更新:2017年5月17日10:44
医療法人社団山手会 院長 | |
7代続く医師の家系、兄も医師という環境で育ったことから、もともと医師の系統へ進むことを考えていた藤田博紀院長。歯科を志したのは、手先が器用であり、細かい仕事に携わることを望んだからだ。加えて、インテリアなど、「美しさ」に関することに興味が強かったことも大きい。「美容外科も考えたのですが、口元の美しさと機能面の両方に関われる歯科への興味が強かったのです。指先の器用さを利用して患者さんの審美面の改善ができるのではないかと考えました」
こうした考えもあり、大学病院では矯正歯科を専門的に学ぶことを選ぶことになったという藤田院長。現在、力を入れている裏側矯正に注目したのがその時期だった。ただ、在籍していた大学では当時、裏側矯正は難しく、仕上がりも不十分になりがちな治療と見なされ、積極的に行われていなかった。「最初のうちは私もそう考えていました。ただ、やはり患者さんの意見としては、目立たない治療を望むことが多かったのです。それならば私が裏側矯正を勉強して、しっかり提供できるようにしようと考えました」
患者のニーズに応えようとする藤田院長の姿勢は、現在まで変わっていない。開業当初も矯正治療と審美的治療の提供だけを考えていた。それが、患者の悩みを聞くうちに、外科やインプラントなど、他分野で実績ある歯科医師の力も借り、総合的な歯科医療の提供を目指すようになっていったのだ。多くの患者の悩みを解消したいという考えがすべての根底にある藤田院長。これからもよりレベルの高い総合診療、さらには自身の技術の向上を追求していく。