透析ごとのシャント（バスキュラーアクセス／VA）穿刺は患者様と透析室スタッフにとって大きな負担です。自己血管、人工血管を問わずシャントは狭窄を繰り返し、頻回なPTAや閉塞も問題です。私はシャント作製やPTAに特化し、腎臓・透析・総合内科専門医として患者様とスタッフに寄り添った管理を心がけています。定期フォローも外来で行います。臨床検査技師がシャントエコー所見を作製し、日々の穿刺に役立てられます。保険適用の薬剤溶出性バルーン（DCB）や、カバードステントなど最新のデバイスを積極的に使用し、シャントPTA回数を減らしました（「南大阪病院」「バスキュラー」で検索可能）。局所麻酔薬の使用による痛みの軽減に努めています。シャント治療や管理を希望される方は、お気軽に当院VAの外来にご紹介ください。