対話を重視、十分な理解を得てから施術を行う

　東京・新宿駅南口に程近いオフィスビルで美容医療を中心に提供しているのが、Ｕ ＣＬＩＮＩＣ ＳＨＩＮＪＵＫＵだ。診療メニューは豊富に揃っており、さまざまな悩みを抱えた患者さまが多数訪れている。

　最も多くのニーズがあるのが、二重整形や眼瞼下垂といった眼の周囲に関する手術だ。

「眼の周囲の手術は、一生のうちに何回もするべきものではありません。可能な限り１回で済むように、手術のメリットだけでなくデメリットやリスクも含めて、患者さまにしっかりお話をして、十分にご納得していただいた上で施術をしています」と内田佳孝理事長は語る。

　最近はＷｅｂで患者さま側も美容医療に関する情報を大量に入手することができる。来院する患者さまも、事前に調べた情報を持ち込んでくる人が多い。しかし、そうした情報の中には、明らかにおかしな内容のものも多いという。また正しい情報であっても、患者さまが誤った解釈をしているケースも少なくない。それだけに施術を行う前にはすべての症例において、お互いが十分に理解し合えるまで話し合うことが必要であると、内田理事長は力を込める。

　治療機器や薬剤の導入にもこだわりを持っている。高性能を謳った最新の機器が出てきてもすぐに飛び付くようなことはしない。美容医療の機器類は非常にデリケートなもので、登場してから一定期間、医療現場で使用されて評判がよく、信頼性が高いと判断できるものを揃えている。

　同院では、「患者さまの健康と笑顔のために」をスタッフ全員のスローガンとしている。「悩んでいる人たちを笑顔にするために、どんな小さなことでも構わないので気軽に相談してほしい」と内田理事長は語った。