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岩本内科医院

決してあきらめない
肝がん治療のエキスパート

最新のカテーテル治療で患者の命を一身に背負う

 1990年、福岡県北九州市に先進的な肝がん治療を提供する岩本内科医院が誕生した。先代から同院を引き継いだ2代目理事長・岩本英希医師は患者優先の思想を貫く。

 CTや内視鏡、エコーなど充実した検査機器を備え、小回りが利くのは大きな特長。採血の検査結果を待つ間にエコーを受けられるなど、患者にとって効率のよい検査体制を敷く。精度の高い診断で、がんの早期発見に力を入れるとともに、2つのカテーテル治療(血管内治療)で根治を追求する。年間治療実績は約500件※を数える。

 ひとつが肝がんに栄養を届ける動脈を薬剤で塞ぐ肝動脈塞栓療法。高度な技術・経験・知識が求められる。アンギオCTで病変位置を特定し、投薬量が十分になると描出する門脈を確認することで、適切な投薬を行う。ただし、がん細胞の数が少ない場合に限られる。

 病変が広がった転移性がんの場合、有効なのが肝動注化学療法。動脈に留置したカテーテルに穿刺して、そこから抗がん剤を病変に流すため、高い治療効果が期待できる。複数回に分けて投薬することで患者の負担軽減も望める。

 岩本理事長は「患者さんの不安を少しでも和らげたい。どんな状態であっても、決して諦めません」と、日々の奮闘記をブログで発信している。スタッフ全員が丁寧で優しい対応を心がけることで、患者の不安軽減に尽力する。病床19床を有し、入院患者も受け入れる。病院食にもこだわり、専属シェフが腕を振るう。どんなに治療が難しい症例に対しても、継続して温かい手を差し伸べる取り組みを知った患者が全国から訪れる。

 進行がんに対する知見や技術を生かした訪問診療も行い、地域貢献にも熱心に取り組む。

「患という字は心に串が刺さると書きます。適切な医療と丁寧な心のケアで、患者さんの心に刺さった串を全力で取り除きます」(岩本理事長)

理事長

岩本 英希

日本内科学会認定総合内科専門医、日本肝臓学会認定肝臓専門医、日本消化器病学会認定消化器病専門医。久留米大学医学部消化器内科助教。

Information

岩本内科医院

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