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医療法人社団Shining Star
イチクリニック

ICHI Clinic

常に患者さまの
心に寄り添う訪問診療を

地域の関連職種との連携でスピーディーな対応

「ICHI Clinic(イチクリニック)」は2020年4月に開院。東京都江戸川区、江東区、墨田区、葛飾区の4区を中心に訪問している。

 「難治性の褥瘡にお困りの方、心不全で療養中、誤嚥性肺炎を繰り返す方など、患者さまの容態はさまざまです。診療する疾患を特化せず、オールラウンダーとして総合医療を提供しています。中でも多いのはがんの末期状態の方です」と話すのは、同院院長の市川訓基医師。大学病院で血液内科医として研さんを積んだ人物だ。

 「患者さまやそのご家族の望む最期を迎えられるよう、毎回の診察では、今後見込まれる状態の変化や起こりうる事柄について丁寧に説明します。また、関連職種で連携して調整を図ることで、後手に回りご本人の苦痛に耐える時間が長くなったり、家族の負担や不安が増大することのないよう常に心がけています。がん末期の緩和的処置として酸素投与、腹水穿刺、持続皮下点滴によるモルヒネ投与などがありますが、必要と判断されたら可能な限り早急に開始をしています。このようなスピーディーな対応を可能にしているのは、いつも当院と連携してくれている地域の訪問看護さんや薬局さんあってのことです」(市川医師)

「一緒に」 「いつもそばにいるからね」 と常に声掛け

 訪問診療では市川医師ならではの治療が垣間見える。「訪問診療の滞在時間は平均30分、がんの終末期なら1時間程度。その約半分は治療と無関係な会話のこともあります。でもその中にこそ、患者さまの本音や思いが隠れている場合が多い。それを汲み取り、診療に活かすのも役目です。常に『一緒に』

『いつもそばについているからね』とお声がけして、患者さまの心に寄り添いたいと思っています」

 またこのような話も。「時折ヘルパーさんではなく患者さまや隣近所の方から『ちょっと○○さんの体調が悪そうだから、見に行ってあげてよ』と声を掛けられるんですよ。そうした思いがけない声にも応えて患者さまをケアするのも、地域医療への貢献だと思っています」
 地域に根差し信頼を得ている診療所でもあるのだ。

院長 

市川 訓基

いちかわ・くにもと●順天堂大学医学部卒業。順天堂大学医学部附属順天堂医院を経て、現職。日本血液学会認定血液専門医、日本内科学会認定総合内科専門医

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電話時間 月~金9:00~18:00

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