北里研究所病院では、2023年1月に最新の外科手術支援ロボットであるHugo（ヒューゴ）を導入致しました。ロボット支援手術では、これまで以上に精密な内視鏡手術が可能となり、身体の機能を可能な限り温存し病気の根治を目指します。

　私の専門分野である泌尿器がん、特に前立腺がんの治療においては、手術、放射線治療（外照射、密封小線源療法、粒子線治療）、監視療法など治療の選択肢が多岐に渡るため、多くの患者さんが治療選択に悩まれます。患者さんの年齢や病気の状態、希望などを十分に相談しながら、最良の治療が選択できるように心がけております。手術を選択された場合は、尿失禁や男性機能など身体の機能を可能な限り温存し、がんの根治に努めます。泌尿器科のがん治療の選択にお悩みの際は気軽にご相談ください。
 

独立アームとオープンコンソールが特長の手術支援ロボット「Hugo」