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東北海道病院

自分の関節を温存する道東地域屈指の執刀数

 骨切り術は、人工関節を避け、自らの関節をそのまま使う手術です。O脚変形膝で膝関節の外側の状態が良ければ可能です。人工関節と違い、自分の骨や軟骨をそのまま使用し、O脚変形膝をX脚に切り替えます。

 当院では通常の内側開大高位脛骨骨切り術(OW-HTO)のみならず、逆V字型高位脛骨骨切り術(逆V-HTO・手術適応はハイブリッド高位脛骨骨切り術と同じです)、大腿骨遠位骨切り術(DFO)との併用によるDLO(double level osteotomy)といった方法を駆使し、できる限りの関節温存を図っています。2種類の高位脛骨骨切り術は、どちらも「骨切り」という手術法ではありますが、あくまでも角度を切り替えるのみであり、脛骨を切り取ることはありません(大腿骨遠位骨切りでは、わずかに骨を切り取ります)。

 人工関節と異なり、自分の膝をそのまま使っていますので、骨癒合が得られれば制限なく元の活動に戻ることが期待できるという利点があります。そのため、治療期間はかかりますが、道東に多い酪農家さんや漁師さんにとって良い手術となり得ます。

副院長

甲斐 秀顯

1994年東邦大学医学部卒、
第88回医師国家試験合格、
東邦大学第2整形外科入局。
2007年北海道大学運動機能再建医学分野(スポーツ医学分野)入局。
2013年北海道大学にて医学博士号取得

Information

東北海道病院

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診療受付時間:平日7:30~16:30 土8:30~11:00
新患受付 :午前11:00 /午後16:30まで 休診日:日、祝 
〒085-0036 北海道釧路市若竹町7番19号
TEL.0154-23-3425

症例数(2019年4月~20年3月)合計50例
内側開大型高位脛骨骨切り術 44例
逆V字型高位脛骨骨切り術 6例
大腿骨骨切り術+高位脛骨骨切り術 2例(重複)