• 神奈川県

漢方 田中医院

漢方専門医によるオーダーメイド
「和漢薬」も治療に取り入れています

　鎌倉駅西口から２㌔弱、静かな住宅街と鎌倉の自然が混在する常盤。すぐ近くには北条氏常盤亭跡があり、源氏山、銭洗弁天、佐助稲荷神社、高徳院大仏、長谷観音などにもアクセスしやすい風光明媚な場所だ。

　小野村雅久院長は、先代の田中迪夫医師が1989年に開業した田中医院を引き継いで六年目、先進医療と伝統的な漢方医療の複合に努め、患者一人ひとりの体に合った治療を心がけている。

「田中医院は設備も古く自慢できるようなものはありません」と小野村院長。「そのぶん、問診、聴診器と理学所見による診察を重視し、漢方専門医として、望（ぼう）聞（ぶん）問（もん）切（せつ）という漢方の診察法を大切にしています」

　また、全国の経験豊かな医師が各自の分野の知見を駆使して相互に助け合うＴＦＣシステムに加入しており、分野外の症例についても最先端の医療情報を得られることから、「昨今の新型コロナウイルス感染症に関しても、分野外の私が診療で薀蓄を垂れることができます」

「連携している基幹病院、お世話になっている地元の皆さんなど周囲の方々に支えられながら、これからも研鑽に励み、地域医療に貢献したい」という小野村院長のもとへは、遠方から診察を受けに来る患者も少なくない。