幅広い診療科目を用意し患者の悩みに柔軟に対応

　東京都練馬区上石神井で60年余りに渡り、近隣住民に身近な医療を提供してきた大角医院。同院は多岐に渡る診療科目を用意して地域医療に貢献している。整形外科も充実しており、中島亮院長が毎日、総合診察の中で診療にあたり、そのほか３名の医師が担当している。

　整形外科では通常の診療のほか、再生医療の一つであるＰＲＰ・ＡＰＳ療法も行っている。ＰＲＰ療法は変形性膝関節症の患者で、従来の保存的療法で効果が出なかった場合、患者本人の血液を採取し、多血小板血漿を抽出して患者の膝に注入するもの。ＡＰＳ療法はＰＲＰをさらに遠心分離し、ＰＲＰから抗炎症成分を取り出して関節に注射する次世代PRP療法だ。痛みや炎症の軽減が期待でき、薬物療法と手術の中間といえる。この治療法に対応している城北地区の医療機関は、現状では数が少ない。今後は、新しい再生医療も取り入れていく予定だという。

　運動器リハビリテーションⅡの施設基準を取得しているリハビリテーションセンターを持っているのも同院の特色の一つで、リハビリテーションに必要な機材も充実。現在は６人の理学療法士が施術にあたっており、今後も、言語聴覚士を含めてスタッフを拡充していく予定だ。

　また同院は在宅診療にも力を入れている。在宅診療を希望する患者に対して、担当医が月２回訪れ、診療にあたる。場合によっては看護師をはじめ、理学療法士、管理栄養士などのコ・メディカルが同行し、必要な対応をとっている。

　中島院長は自身のモットーとして「地域住民の皆さんの少しでも力になれるように、幅広い診療科目と長い診療時間、そして曜日も休みなく診療しています。もしご自分の体のことで何かお困りのことがあれば、ぜひご相談いただきたいと思います」と熱く語った。

自由診療：PRP療法１回165,000円、APS療法１回330,000円（税込）

• コンピュータ断層診断装置