当院は、薬物療法、精神療法、ｒTMS療法の3つを柱として治療を進めています。3つの治療法はそれぞれ単独でも十分な効果が見込めますが、組み合わせることでより良い効果と再発防止が期待できます。

　ｒTMS療法につきましては、慶應義塾大学特任助教の野田賀大医師を副院長に迎え、その監督のもとで治療ならびに研究をしています。

　当院のｒTMS療法は、うつ病、うつ状態が中心となっている方か、もしくは強迫神経症の方に対して治療をしております。他の精神疾患に対するｒTMS療法は、現時点においては一定以上の効果があるというエビデンス(証拠、証明)に乏しいため治療という形では行っていません。一部、研究目的で実施していることもありますので、ホームページなどでご確認ください。他疾患については、エビデンスが充実したと思われた時点で適宜治療対象とする予定です。同日内に数回ｒTMS療法を行うことで早い効果が期待できる方法にも対応しています。

　また、研究としても実践しており、QPS療法（4台のTMS治療機を一つにまとめて行える装置を使用）やUV療法（紫外線を出す眼鏡を使用）なども行っています。

自由診療 TMS療法 1回4950円（税込）