• 福井県

医療法人弘昭会

大森整形外科リウマチ科

  • 動画あり

ロボティックアームを駆使し、
高精度の人工膝・股関節手術を提供する

人工関節手術 総数(2004年4月~2021年12月):2,531件
(股関節1,599件・膝関節920件・そのほか12件)※1

  • ロボティックアームを用いた人工膝関節置換術
  • 大森院長とロボティックアーム手術支援システム

軽度から重度まで関節の痛みに柔軟に対応

「大学病院時代は手術枠に上限があり、手術を3カ月以上待たせていました。早く治療を受けたいという患者さんの声に応えるため、開業しました」と福井市にある大森整形外科リウマチ科の大森弘則院長は話す。

 変形性関節症やリウマチなどの関節疾患から、脊椎疾患および膝や肩のスポーツ傷害まで、整形外科に関する幅広い悩みに対応。特に人工関節置換術は開院以来2531件を数える※1。軽度の変形であれば薬物やリハビリを中心とした保存療法、進行した場合は骨切り術など関節温存を優先的に行い、高度な変形に進んだ場合、人工膝・股関節置換術を検討する。かねてから3次元術前計画や術中ナビゲーションシステムを用いて、適切な計画と正確な人工膝・股関節置換術を追求してきた。

 2021年10月には北陸・甲信越地方では数少ない、ロボティックアーム手術支援システムを導入した。

「人間の目にはわからない微細なズレも、コンピューターは認識します。高度に進行した変形性膝・股関節症の場合、どんな名医であっても人間が行うため硬い骨にはじかれたり、力が入り過ぎて骨を傷めたりするおそれがあります。ロボティックアームはコンピューター制御のため計画通りに作動し、計画外のところは自動で停止します。ヒューマンエラーを極力回避できます」と大森院長は魅力を語る。手術を避けたい方にはPRP療法やAPS療法など再生医療をオプションとして用意している。治療実績372件※2を数える。術後のリハビリも充実。一人ひとりに合わせたメニューを提案し、14名の理学療法士がマンツーマンでトレーニングにあたる。

 豊富な選択肢と、診察から治療、リハビリまで一貫して施行できる同院は患者にとって心強い味方だ。

※2 2019年10月~2021年12月 自由診療(ともに片膝の料金):PRP療法11万円(税込)。APS療法33万円(税込)。

取材・文/五十嵐幸司

院長

大森 弘則

おおもり・ひろのり●1986年、福井医科大学医学部卒業。福井医科大学整形外科入局、同大学整形外科講師を経て、2004年、大森整形外科リウマチ科開院、現在に至る。

医療新聞社
編集部記者の目

膝・股関節の疾患であれば、軽度から重度まで幅広く対応する大森整形外科リウマチ科。取材後、大森弘則院長自らが院内を案内してくださった。リハビリテーションルームは天井が高く、窓から光が差し込み、開放感がある。「できるだけ早く患者さんが社会復帰できるよう病床数19床に対し、理学療法士16名と、ほぼマンツーマンで入院患者が365日トレーニングできる体制を整えています」と話す。診察から治療、手術、リハビリまで一つの医療機関で完結するのは魅力的だ。

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