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はっとり整形外科リウマチ科クリニック

整形外科医が診る関節リウマチ

　関節リウマチの患者さんは、関節痛や関節腫脹などの関節症状を主訴として病院を受診することが多く、初診で診る機会が多いのは整形外科医です。近年はその分類基準や薬物療法、治療目標の設定などが煩雑になり膠原病内科医がその後の診断、治療に携わることが多くなっております。しかし関節リウマチの治療は薬剤で炎症を抑えるだけではなく、患者さんの全体の病状を総合的に判断し、個々の関節の状態を把握し適正な薬剤を選択することです。そして、関節内注射、装具療法、リハビリテーション、手術といった複数の治療選択肢を持って治療することが、より高いＱOL（生活の質）を望む関節リウマチ患者さんの診療に必須であると考えられます。

　私はこのようなトータルマネージメントに精通し、そのタクトを振ることができるのが、運動器疾患を数多く診療している整形外科医であると考えております。当院では関節リウマチだけでなく、小児からご高齢の患者さんのスポーツ障害から急性外傷、運動器変性疾患など幅広い運動器疾患に対して診療を行っております。また、リハビリテーションに関しても若い理学療法士が中心となって行い、ベテランの理学療法士がサポートする形を取っているため幅広い疾患に対しても対応可能となっております。