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独立行政法人国立病院機構

仙台西多賀病院

パーキンソン病に対する
質の高いトータルケアを目指します

　パーキンソン病の治療でまず大切なのは正しい診断です。当院では最新のMRI装置や核医学検査装置を駆使して、経験豊富な日本神経学会認定の神経内科専門医が早期の正確な診断を心がけています。一方で幸いなことに、難病と言われたパーキンソン病に対する治療選択肢も最近はかなり多くなってきました。当院では患者さんの年齢や症状のみならず、生活環境も考慮した最善の治療計画のご提案を心がけています。例えば、パーキンソン病の治療に運動療法は欠かせません。適切なリハビリテーションは適切な薬物療法と同じくらい大切です。当院ではそれぞれの患者さんに合わせて最適化したリハビリテーションプログラムの提供を目指しています。

　2020年からパーキンソン病センターを開設し、これまでのレボドパ・カルビドパ持続経腸療法に加えて、機能的脳外科手術も院内で実施できる体制を作りました。脳神経内科を中心に、脳神経外科、神経放射線科などの医師、さらには高度な訓練を積んだリハビリスタッフや看護スタッフが、早期から進行期まであらゆるステージで最新かつ最善の一手を提供できるよう心がけています。運動症状のみならず、精神症状や自律神経症状などパーキンソン病の多彩な症状への適切な対応を目指しております。是非ご利用下さい。