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医療法人社団 筑三会

筑波胃腸病院

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茨城県全域の鼠経ヘルニア治療の基盤を担う

消化器疾患治療に特化して愛を持って治療に当たる

食道から大腸までの内視鏡検査、消化器がんをはじめ、鼠経ヘルニアや痔に至るまで、消化器疾患に特化した治療を担う筑波胃腸病院。年間※の上部・下部消化管内視鏡検査は7060件、手術実績は590件を数える。田村孝史院長は「茨城県ヘルニア研究会」の代表世話人も務める鼠経ヘルニア治療のスペシャリストだ。

 鼠経ヘルニアの根治治療は手術のみ。短期滞在手術が可能だ。全てが患者中心で、事前に相談すれば、土曜・日曜の手術にも対応する。術後2時間ほどで食事や運動など特別な制限なく活動することができる。術式では基本的に腹膜を切開しない低侵襲な直視下でのダイレクトクーゲル法や腹腔鏡下で行うTEP法を選択する。

「患者さんは学生からご高齢の方まで年齢が幅広く、傾向としては男性に多いのですが、女性もいます。女性は術式によって将来的に妊娠時の妨げになる場合もあるため、患者さん一人ひとりに対して、最適な術式を検討して治療にあたります」と田村院長は話す。

 鼠経ヘルニアや痔などデリケートな部位の疾患は、受診時に精神面で不安を抱える患者も多い。患者へのケアを深めるために、リアルタイムで情報を共有できるシステムを導入するなど、働くスタッフとの連携を密にとり、環境を整えることにも注力する。

「スタッフが心に余裕を持てないと、患者さんに真心を持って対応することはできません。スタッフを大事にすることで、患者さんへの配慮を生み、より質の高い医療を還元できると考えています。どの消化器疾患に対しても同様ですが、特に鼠経ヘルニアの治療には愛を持って取り組んでいます」と田村院長は力強く語る。

院長

田村 孝史

日本ヘルニア学会評議員
日本外科学会認定外科専門医
日本消化器外科学会認定
消化器外科専門医

医療新聞社
編集部記者の目

消化器系専門の単科病院は、全国的にも少ない。外科医も内科医もおり、手術も内視鏡治療、抗がん剤の治療までオールマイティにできる。消化器疾患の患者を最後まで治療をできることも大きな特徴。お話をうかがった、田村孝史先生は、とても気さくで、腰の低い院長というイメージ。患者さんにも、とても人気がありそうな雰囲気を感じた。しかし、専門領域の消化器疾患の内容をお話しするときの目は力強かった。

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